当分野は、主に細胞生物学的な研究を行う場として利用されています。
細胞の形態、及び性質、増殖能などを解析する機器を設置しています。
また目的とする細胞の分取も可能です。
不定期ですが、培養スペースの貸出しもしています。
主な設置機器
- 組織培養室前室(6-112室)
- フローサイトメーター、セルソーター
- 組織培養室1(6-112-2室)
- オールインワン顕微鏡、リアルタイム細胞解析システム
利用について
- 【利用申請】
- ・利用申請書を提出してください(毎年・研究グループ単位)。
・利用する機器の使用説明を受講してください(随時・全員)。 - 【利用料金】
- ・年間登録料は80,000円(医歯学以外120,000)です(研究グループ単位)。
・フローサイトメーター(セルソーター含む)(1,000円/時間、医歯学以外は1,500円/時間)。
・フローサイトメーター(セルソーター含む)は、年間登録なしでの使用も出来ます。
(2,000円/時間、医歯学以外は3,000円/時間) - 【注意事項】
- ・機器の予約は、機器予約システムより行ってください。
- 【連絡先】
- 医歯学総合研究棟6F事務室 6-200-2室 内線4750 FAX 706-4751
管理担当 津田 弓子 okouchiy@med.hokudai.ac.jp
設置機器の紹介
オールインワン蛍光顕微鏡
BIOREVO BZ-9000 (KEYENCE)
<特徴>
- ・3種の蛍光のマージ(重ね合わせ)も簡単です
- ・明視野も見られます
- ・タイムラプスで培養細胞(35mmディッシュ)の観察可能
- ・ヘイズリダクション機能(ボケ除去)あり
<仕様>
- 顕微鏡
- :倒立型 蛍光位相差
- 対物レンズ
- :4×、10×、(20×)、40×、60×
位相差用20×、40× - フィルター
- :DAPI-BP(吸収波長460±25nm)
GFP-BP(535 ±25nm)
TRITC(605 ±25nm)
リアルタイム細胞解析システム
xCELLigence RTCA SP (ACEA Biosciences)
<特徴>
- ・培養中の細胞の連続オンラインモニタリング可能
- ・細胞の生存と増殖、接着、遊走などの定量化
- ・非標識で培養するため、自然に近い状態で実験可能
- ・薬剤による細胞障害性(IC₅₀の計算ソフト搭載)の解析
- ・原理は、培養プレート底面の微小電極間のインピーダンス
(電気抵抗)を測定するもの - ・専用Eプレート(96穴)対応
*機器使用の予約は、内線4750まで
セルソーター
FACS Aria Ⅲ(BD Biosciences)
<特徴>
- ・高性能解析と高速ソーティングが可能
- ・4LASER(Blue,Violet,Red,UV)搭載、11カラー対応
- ・非標識で培養するため、自然に近い状態で実験可能
- ・光軸調整不要
- ・4方向ソーティング機能あり
<仕様>
- LASER
- :488nm,633nm,405nm,375nm
*405と375は同時には使用できません - ノズル
- :70,85,100μm (Oリング一体型)
- 解析速度
- :70,000event/sec
- 分取速度
- :30,000event/sec
フローサイトメーター
FACS Calibur (BD Biosciences)
<特徴>
- ・Blue LASER(488nm)搭載、3カラー対応
- ・簡便な解析装置
フローサイトメーター
FACS CantoⅡ(BD Biosciences)
<特徴>
- ・高性能解析装置
- ・3LASER(Blue,Violet,Red)搭載、9カラー対応
- ・Auto Compensation 機能あり
*使用の際は予約をして下さい
- ・オールインワン蛍光顕微鏡
- BIOREVO BZ-9000
- ・リアルタイム細胞解析システム
- xCELLigence RTCA SP
- ・セルソーター
- FACS Aria Ⅲ
- ・フローサイトメーター
- FACS Calibur
- ・フローサイトメーター
- FACS CantoⅡ